販売士の試験内容
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販売士には、1級から3級まであります。試験科目は、各級共に「小売業の類型」「マーチャンダイジング」「ストアオペレーション」「マーケティング」「販売・経営管理」の5科目です。いずれの級も、「全科目合計が70%以上の正答率」かつ、「各科目50%未満」の正答率がないことで合格になります。また、1級には科目別合格制があります。70点以上得点した科目や合格と判定された面接試験について、科目別合格証明書が発行されます。 |
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試験科目
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各級共通
■小売業の類型
■マーチャンダイジング
■ストアオペレーション
■マーケティング
■販売・経営管理
※販売士1級のみ面接試験があります。 |
試験方式
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販売士1級 … マークシート及び記述式
販売士2級・3級 … マークシート方式 |
合格基準
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「全科目合計が70%以上の正答率」かつ、「各科目50%未満」の正答率がないこと。合格率はこちら
具体例
科目 |
例 1 |
例 2 |
例 3 |
小売業の類型 |
60 |
100 |
100 |
マーチャンダイジング |
70 |
100 |
80 |
ストアオペレーション |
90 |
50 |
80 |
マーケティング |
60 |
50 |
80 |
販売・経営管理 |
80 |
50 |
49 |
合計点 |
360 |
350 |
389 |
結果 |
合格 |
合格 |
不合格 |
このように一科目でも50点未満の科目があれば、合計点が高くても不合格になりますので、苦手科目を作らないようにまんべんなく学習するように注意してください。 |
販売士難易度と受験対象者
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販売士1級の比較的難易度は比較的高いですが、販売士2級と3級は、それほど難易度は高くありません。また、販売士協会では、受験対象者を次のように紹介していますが、学生でも十分に1級に合格することができます。
級 |
難易度 |
対象者 |
販売士1級 |
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経営者・店長 |
販売士2級 |
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部長・売場リーダー |
販売士3級 |
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販売員 |
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受験資格 |
販売士には受験資格はありません。年齢、国籍に関係なく受験することができます。3級2級を受験せずに1級を受験することも可能です。 |
受験で必要なもの |
■受験票(1級2級は写真が必要)
■筆記用具(鉛筆、消しゴムのみ)
■電卓(計算プログラムを設定できるものは不可)
一般的な簡易電卓のみ。携帯電話は不可。
■身分証明書 |
試験会場 |
試験会場は、商工会議所で行われることが多いですが、一定の人数が集まれば大学などでも行われることがあります。 |
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