独学で販売士に合格するために必要なもの

　独学は、通学・通信講座を受講している人に比べて合格率が低い傾向にあります。ただし、独学では合格できないというのではなく、工夫次第で十分合格することはできます。

必要なもの

　独学で販売士に合格するために必要なものは次のとおりです。

販売士公式テキスト
過去問題
問題集
情報

カリアックのテキスト

　販売士は、公式テキストであるカリアックのテキストから販売士3級が90％、販売士2級が80％、販売士1級が70％出題されます。販売士の合格基準が正答率70％以上ですから、このカリアックのテキストを覚えてしまえば必ず合格できるということです。独学受験生のなかには、カリアックのテキストを購入せずに受験する人がいますが、できる限り購入するようにしてください。特に販売士1級を受験する人は必ず購入してください。

過去問題

　販売士の試験傾向や難易度を把握するためにも過去問題は必ず手に入れましょう。過去問題は、一般の書店で購入することができます（販売士おすすめ書籍）。また、日経流通新聞にも過去問題が掲載されていますので、お近くの図書館で過去の日経流通新聞を閲覧するのも良いです（過去問題の掲載日一覧）。
　過去問題は解くタイミングがあります。受験生のなかには過去問題を試験直前に解く人がいますが、それは間違いです（過去問題を解くタイミング）。

問題集

　販売士の公式テキストには、問題がありません。効率的に勉強するためには、問題集は必須です（販売士おすすめ書籍）。
　販売士勉強のコツでも紹介していますが、販売士のテキストは内容が専門的な項目が多く初めて販売士を学ぶ受験生には、理解しにくい項目があるようです。効率的に覚えるためには、問題を解きながら、勉強するのが一番です。

情報

　販売士に限らず、資格試験に合格するためには、試験に関する情報は非常に大切です。販売士は、数年毎に公式テキストが新しくなったり、試験の科目体系が変更になります。もし、このような情報を手に入れていなければ試験当日に大変なことになります。当サイトでもできる限り最新の情報を紹介していますが、もっとも信頼のおけるサイトは販売士協会です。
　個人的には、通信通学講座を開講している予備校のパンフレットも試験情報を入手するという点で非常に良いです。一般的に資料請求のみは無料ですので請求する価値は十分にあります。私も受験生時代には、複数の予備校のパンフレットを請求しました。「資料請求後に営業メールがくるのが嫌…」という人は、YAHOO!などのフリーメールを活用してください。販売士の講座情報